紙の通帳は年550円かかる時代?共働き家庭が通帳レス・印鑑レスにするメリットと注意点【2026年版】

お金

銀行の手続きが必要になったとき、まず何を探しますか。通帳、届出印、本人確認書類——このうち1つでも見つからないと、その日の予定は一気に崩れます。

げんまいちゃ
げんまいちゃ

私、まさにこれで詰んだ過去ありです。通帳なし・届出印は実家・旧姓の本人確認書類もなし。三重苦です(笑)

以前、旧姓の休眠口座を解約した記録を書きました。あのとき痛感したのが、「紙の通帳と印鑑って、あるから安心なんじゃなくて、なくすと詰むリスクのほうが大きい」ということでした。なくすと、時間も手間もお金まで取られてしまう💦!

しかも今は、なくすなくさない以前に、紙の通帳を持っているだけで手数料を取られる時代に入っています!

この記事では、共働き家庭が銀行まわりの「紙とハンコ」を減らすとどうなるのか、メリットと注意点を整理します。全部やる必要はありません。できるところから1つで十分です。


紙の通帳、実は「持っているだけで有料」になりつつある

知らない方が意外と多いのですが、紙の通帳には手数料がかかるようになってきています。

たとえば三菱UFJ銀行の場合、2022年4月1日以降に新しく開設した普通預金口座で紙の通帳を使っていると、年間550円(税込)の紙通帳利用手数料がかかります。引き落としは毎年2月18日(土日祝の場合は翌営業日)。ただし、その年の1月31日時点で18歳未満または70歳以上の個人は対象外です。(今のところは)

ポイントは「2022年4月1日以降に開設した口座」が対象という点。それ以前から持っている口座はすぐに対象にはなりません。とはいえ、この流れ自体は各行に広がっています。

回避方法はシンプルで、Eco通帳(インターネット通帳)に切り替えれば手数料はかかりません。入出金明細はスマホやパソコンで確認する形になり、三菱UFJダイレクト(インターネットバンキング)の利用が前提になります。

げんまいちゃ
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年550円って、よく使っている必要な口座なら「まあいっかな〜💧?」と思う金額ですけど、あまり使ってない口座にまで払ってると考えるとモヤッとしますよね。

通帳レスにすると何がラクになる?

①「通帳どこ?」で家探しをしなくて済む

これが一番大きいと思っています。紙の通帳は、失くしたら再発行の手続きが必要です。デジタルなら、そもそも失くすものがありません。

②記帳のために銀行へ行かなくていい

「通帳記帳しなきゃ」と思いながら平日の銀行に行けないまま数か月……という時間ロスがなくなります。共働きにとって、平日日中に窓口へ行く難易度は本当に高いので。

そもそも令和の時代に、紙の通帳握りしめて窓口やATMに並ぶ時代かな?違うよねぇ?と思っています。(特に子連れにそんな時間はない!)

③家計簿アプリとの相性がいい

わが家は家計管理をマネーフォワードMEに集約しています。口座を連携してしまえば、入出金は自動で家計簿に反映されます。紙の通帳を眺めて手入力する作業は、もう完全に過去のものです。

④災害・盗難のときのリスクが下がる

通帳と印鑑が同じ場所に保管されていると、それ自体がリスクになります。物理的に存在しなければ、盗まれようもありません。

印鑑レス口座という選択肢もある

通帳と並ぶもう一つの「紙とハンコ問題」が届出印です。

最近は印鑑レス口座——届出印を登録せずに開設できる口座が増えています。みずほ銀行・三井住友銀行・三菱UFJ銀行・りそな銀行といった大手でも、アプリやインターネットからの口座開設時に印鑑レスを選べるようになっています。

ただし注意点があります。すべての取引が印鑑レスで完結するわけではありません。不動産の購入など重要な取引では、従来どおり印鑑が必要になる場面があります。「もうハンコは一生いらない」とまでは考えないほうが安全です。

また、すでに持っている口座を後から印鑑レスに変更できるかどうかは銀行によって扱いが異なります。気になる方は、お使いの銀行の公式サイトで確認してみてください。

紙ゼロ化の前に、やっておくと後がラクなこと

デジタルに寄せると便利になる一方で、「ログインできないと何も見られない」という別のリスクが生まれます。私が実際に気をつけているのはこの3つです。

  1. ネットバンキングのIDとパスワードを、夫婦で共有できる状態にしておく(万一のとき、片方しか触れない口座があると詰みます)
  2. どの銀行にどの口座があるか、一覧を作っておく(通帳がなくなると「口座の存在自体」を忘れがちです。これもマネーフォワードMEなどにすべて連携させておけば間違いないです!)
  3. 使っていない口座は、この機会に解約する(管理する対象を減らすのが結局いちばんラク)

特に3つ目。私が何十年も放置していた旧姓の休眠口座を解約したきっかけは、放置口座が犯罪に悪用されるというニュースでした。使わない口座を持ち続けるメリットは、正直ほとんどありません。

解約の実際の流れ——通帳も印鑑もない状態で窓口に行ったらどうなったかは、旧姓の休眠口座を解約した全手続き記録にすべて書いています。同じ状況の方はぜひ。

まとめ:全部やらなくていい。まず1口座から

紙とハンコを減らすことは、節約というより「将来の自分の手間を減らす投資」です。

  • 三菱UFJ銀行は2022年4月以降に開設した口座の紙通帳が年550円(税込)。Eco通帳なら無料
  • 通帳レスは「失くさない・記帳に行かない・家計簿アプリと連携できる」の3点が大きい
  • 印鑑レス口座は大手でも選べるが、重要な取引では印鑑が必要な場面が残る
  • デジタル化の前に、ID・パスワードの共有と口座一覧の作成を
  • 使っていない口座は思い切って解約するのが最短ルート

いきなり全口座を整理しようとすると挫折します。まずは「一番よく使う口座を1つ、Eco通帳に切り替える」だけでいいんです。それだけで、次の休日が少しラクになります。

※本記事の手数料・仕様は2026年8月時点の情報です。金額や条件は変更される場合があるため、最新情報は各金融機関の公式サイトでご確認ください。

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