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「〇〇ちゃん、もう持ってるって」。子どもにそう言われて、ドキッとしたことはありませんか。

うちの子、もう小3。キッズケータイって、何年生から持たせるのが普通なんだろう…

キッズケータイってスマホと何が違うんだ? プランも料金も多すぎて、比べる気力がない〜

持たせたら持たせたで、SNSのトラブルとか怖い(涙)
わかります。私も、同じところでずっと止まっていました。

先に結論。わが家は小3の子に、キッズケータイもスマホも持たせていません。代わりに選んだのは、買い切りのBluetoothトラッカー(月額0円)でした。
「年齢」でも「機種」でもなく、うちの子にいま何が必要かで決める。
この記事では、その考え方を、データとわが家・友人宅の実例でお伝えします。
この記事でわかること
- 政府統計・民間調査で見る「何年生から持たせているか」の実態
- キッズケータイ/スマホ/トラッカー、3つの選択肢の向き不向き
- ドコモ・au・ソフトバンクのキッズケータイ料金(2026年9月時点)
- 持たせる前に決めておきたいルールと、高校教師の友人から聞いた実話
- 持たせると決めたときに、一緒に準備しておきたいもの

うちの子は何年生から?|政府統計と民間調査で見る「持たせ始め」の実態
9歳で4割、10歳で6割超|こども家庭庁の調査
まずは、客観的なデータから見てみましょう。
こども家庭庁の「令和6年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」から、年齢別の数字を拾いました。
インターネットを利用する子どものうち、「自分専用のスマートフォン」を使っている割合です。
| 年齢 | 自分専用スマホの割合 |
|---|---|
| 9歳 | 40.6% |
| 10歳 | 65.7% |
| 11歳 | 71.0% |
| 12歳 | 84.1% |
※こども家庭庁「令和6年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」より。インターネット利用者に占める割合。
報告書の中でも、こう解説されています。
スマートフォンは、10歳で専用と共用の割合が逆転し、子供専用の割合が65%を超える
つまり小4になる10歳が、「自分のスマホ」を持つ子が多数派に変わる境目ということです。

9歳ですでに4割…! 「まだ早い」と思っていたのは、私だけだったのか〜?
小学生のうちに56%がデビュー|民間調査
民間の調査も見てみます。
ALL CONNECTが2025年12月に保護者300人に行った調査では、子どもがスマホを持ち始めた学年はこうでした。
- 小学校低学年:28%
- 小学校高学年:28%
- 中学生:16%
低学年と高学年を足すと、小学生のうちに56%がスマホデビュー。中学生の約3.5倍です。

データを見る限り、「小学生で持たせる」はもう多数派。でもここで焦って契約に走らないのが、この記事のポイントです。
多数派に合わせるより、わが家に必要かどうか。
キッズケータイ・スマホ・トラッカー|うちの子に必要なのはどれ?
「持たせる」と決める前に、何のために持たせるのかを整理してみましょう。
目的は、だいたいこの3つに分かれます。
- 連絡:親と電話・メッセージでつながりたい
- 居場所:今どこにいるかを知りたい
- 子ども自身が使う:調べもの・動画・ゲームなど
この3つのうち、どれが「今」必要か。それで選ぶものが変わります。
キッズケータイとスマホ、向いているのはどっち?
| キッズケータイ | スマホ | |
|---|---|---|
| できること | 通話・メッセージ・見守りが中心 | ほぼ何でもできる |
| 向いている家庭 | 連絡と居場所だけ欲しい/ネットはまだ触らせたくない | 習い事の連絡や調べものが必要/親がフィルタリングを管理できる |
| 注意点 | できることが限られる分、「物足りない」と言われることも | ルールとフィルタリングを先に決めないと危ない |
「連絡」と「居場所」だけならキッズケータイ。「子ども自身が使う」まで含むならスマホ。
ここまでは王道です。でも、わが家はどちらでもない道を選びました。
うちは電話を持たせていません|居場所だけ知りたいなら、という第三の選択肢

わが家の子1は9歳、小学3年生。キッズケータイもスマホも、持たせていません。
理由はシンプルで、今のところ連絡手段そのものが要らないからです。
週1回のスイミングは、親が送り迎え。友達と遊ぶのは、近所の公園。
子どもがひとりで遠出したり、長時間連絡が取れなくなる場面が、まだないんです。

「持たせない」のは、教育方針がしっかりしているからでは断じてありません(笑)。単に、使う場面がまだ来ていないだけです。
一方で、「居場所だけは知りたい」という気持ちはありました。
そこで選んだのが、Apple「探す」対応のスマートトラッカー(AirTag互換)です。
2026年4月にAmazonで購入。価格は2,960円。人気商品ですが、セールも結構やっていて千円台で買えることもあります。電池交換は必要ですが、スマホのような月額料金はかかりません。
子どもに持たせて、もう約5ヶ月使っています。
キーホルダーになるカバー付きなのでどこにでも簡単につけられます。ランドセルやお出かけバッグに付けたり、ズボンのベルトループに付けたり、その日に一番付けやすい箇所に付けています。
〜平日〜

今日は出社日だからトラッカー持たせたんだよね。トラッカーの現在位置を調べると…無事学校から家に帰ってきてるな、よしよし。お母さんも、もうすぐ帰るぞ〜
〜休日〜

〇〇ちゃんたちと、児童館か、△△公園か、□□広場に行ってくる!

結局、□□広場に行ったのか〜。居場所がわかって一安心(ホッ)
親はまだまだ心配だけれど、娘氏も、友達と一緒になると見切り発車でガンガン出かけていってしまうので、親の安心も買えるということです。

月々の支払いはゼロ。居場所はiPhoneの「探す」アプリで見られる。わが家の「今」には、これで十分でした〜
ただし、これは「GPS端末」ではありません。ここは正直に書きます。
商品名に「GPS」と入っていることもありますが、衛星で位置を測っているわけではありません。
Bluetoothで近くのiPhoneなどApple製品と通信し、そのユーザーを経由して位置が更新される「探す」ネットワーク方式です。
だから、こんな特性があります。
- 人通りの多い場所では、位置がよく更新される
- 人が少ない場所では、更新が遅れることがある
- リアルタイム性や精度は、キャリアのGPS見守りサービスに劣る可能性がある
「今どこにいるか、すぐ知りたい」なら、キャリアの見守りサービスが向いています。
「だいたいどこにいるか、月額0円で知りたい」なら、トラッカーで足ります。
わが家は後者でした。妥協ではなく、必要なものだけを選んだ結果だと思っています。

連絡が必要な場面が出てきたら、そのときキッズケータイかスマホを足せばいい。順番を逆にしないのが、わが家の方針です。
友人宅は「キッズケータイ」ではなく制限付きスマホだった
逆に、「連絡が必要な場面」が多い家庭もあります。
友人宅の話です。複数の習い事を掛け持ちしていたり、両親ともフルタイムで家を空ける時間が長い家庭。
そうした家では、キッズケータイではなくフィルタリングと利用制限をガチガチにかけた、普通のスマホを持たせているケースが多い印象でした。
これはあくまで私の周りの話で、統計ではありません。
でも「必要なことから逆算する」という点では、わが家のトラッカーと同じ発想です。

連絡も調べものも必要なら、最初からスマホ。ただし「制限は持たせる前に」。ここが友人宅の共通点でした。
主要3キャリアのキッズケータイ料金をざっくり比較しよう(2026年9月時点)
「連絡手段が必要」と判断したら、次は料金です。
主要3キャリアのキッズケータイの基本料金を、2026年9月時点の各社公式情報で比べました。
| キャリア/機種 | 基本プラン(月額・税込) | 通話料 | 見守り・オプション |
|---|---|---|---|
| ドコモ キッズケータイ KY-41C |
キッズケータイプラン 550円 |
22円/30秒 | イマドコサーチ 330円/月 遠隔ロック等 220円/月 |
| au mamorino6 |
ジュニアケータイプランME 847円→au PAYカード払い割で660円 |
22円/30秒 (家族間無料) |
安心ナビ 330円/月 |
| ソフトバンク キッズフォン |
基本プラン2 748円 (家族が対象プラン加入で半年間無料キャンペーンあり) |
22円/30秒 (家族間無料) |
【編集メモ:要確認】 |
※2026年9月時点の各社公式サイトの情報。キャンペーン・割引条件は変わるため、契約前に必ず公式サイトで確認してください。
基本料だけなら月550〜847円。ただし、居場所を知る機能はオプションです。
ドコモとauの場合、見守りオプションを足すと月880〜990円が目安になります(auはau PAYカード払い割適用時)。
年間にすると、約1.1万〜1.2万円。買い切り1,618円のトラッカーと比べると、差ははっきりします。

高いか安いかは、使う場面があるかどうか次第。毎日ひとりで塾に通うなら月1,000円は安い。公園に行くだけなら、まだ要らない。
持たせる前に決めておきたい「ルール」と「リテラシー」

フィルタリング・ペアレンタルコントロールは持たせる前に決める
機種と料金より大事なのが、ここです。
フィルタリングと利用制限は、持たせた後ではなく、持たせる前に決めておきます。
一度自由に使えた状態から制限をかけると、子どもにとっては「取り上げられた」体験になります。
最初から「これがうちのルール」として渡すほうが、親も子もラクです。
持たせる前に決めておきたいこと(例)
- 使える時間帯と、1日の上限
- 使えるアプリと、新しく入れる前に親に聞くこと
- 充電する場所(リビングなど、親の目が届く所)
- 知らない人から連絡が来たら、どうするか

「後でルール決めようね」は、「明日から本気出す」と同じくらい実行されない説(笑)
子ども同士のトラブルを避けるために|高校教師の友人から聞いた話
もうひとつ。持たせるタイミングより先に考えたいのが、ネットリテラシーです。
知人の高校教師から聞いた話です。
ある生徒が、高校で携帯電話デビューしました。
ところがすぐに、匿名の「裏アカウント」でクラスメートの「ビジュランキング」なるものを作ってしまったそうです。
しかもそれが他の生徒に発覚して大騒ぎ。先生方が問題解決に駆り出され、本当に大変だったと。

高校生になってから持たせても、こうなる。「遅く持たせれば安全」ではないんですね…
その先生の言葉が、印象に残っています。
「携帯を持つ・持たないに関わらず、ネットリテラシーはできるだけ早くから身につけさせてほしい」
持たせる年齢は、家庭や環境による。でもリテラシー教育は、持たせる前から始められる。
わが家も電話はまだですが、この話は「持たせてから」ではなく「持たせる前」の宿題だと受け取りました。
遅く持たせることと、安全に持たせることは、別。

トラブルが起きたとき、隠さずに親へ言える関係を作っておく。機能やフィルタより、これが一番の防御だと思っています。
持たせると決めたら、一緒に準備しておきたいもの
「うちは持たせる」と決めたご家庭向けに、一緒に準備しておくと安心なものをまとめます。
親子で読む、ルールづくりの本
ルールは親が一方的に決めるより、本を一緒に読みながら「うちはどうする?」と話すほうが定着します。
電話をまだ持たせていないわが家でも、本のほうは「持たせる前」から読めます。
まとめ:年齢より「うちの子にいま何が必要か」で決めよう
- ネットを使う子のうち、自分専用スマホは9歳40.6%→10歳65.7%→12歳84.1%(こども家庭庁・令和6年度)
- 小学生のうちに56%がスマホデビュー(ALL CONNECT・2025年12月調査)
- 目的は「連絡」「居場所」「子ども自身が使う」の3つ。今必要なものだけ選ぶ
- 居場所だけなら、買い切り1,618円・月額0円のBluetoothトラッカーという第三の選択肢もある
- キッズケータイは基本料550〜847円+見守り330円前後(2026年9月時点)
- フィルタリングとルールは持たせる前に。リテラシー教育は持たせる前から

わが家は「今は電話なし、居場所はトラッカー」。必要が出てきたら、そのとき足す。周りに合わせるより、うちの子に合わせる。それでいいと思っています〜
「何年生から」の答えは、統計の中ではなく、あなたの家の「必要」の中にあります。
まずは、うちの子に今いる機能はどれか。今夜、夫婦で5分だけ話してみてください。
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