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「今月、サブスクにいくら払ってるか」即答できますか?私は聞かれて3秒固まりました。Amazon プライムと、みてねと、AIと、他には……クレジットカードの明細を見るまで、正直「合計いくら」までは把握していませんでした。

「サブスク疲れ」って言葉があるけど、疲れる以前に「何に入ってるか」すら覚えてないという、もっと手前の問題を抱えていました……。
今回は、忙しい共働き家庭でもサクッとできる「サブスクの棚卸し」のやり方を、データと一緒にまとめてみます。
サブスクの見落とし、実はかなり「あるある」だった
まず数字で見てみると、自分だけじゃないと分かってちょっとホッとします。
| 調査項目 | 結果 |
|---|---|
| 「使っていないのに課金」の経験者 | 53.0%(平均放置額は月約3,600円) |
| 解約忘れの経験者 | 約19.1% |
| 1人あたりの平均契約数 | 2.3サービス/月額平均2,659円 |
出典:株式会社NilCraftの利用調査、家計診断・相談サービス「オカネコ」の実態調査より。半数以上が「使っていないのに払い続けていた」経験ありというのは、なかなかの数字だと思いませんか。

無料トライアルのつもりで登録して、そのまま忘れる。あれ、地味に一番やりがちなやつです
ちなみに、気づかないまま課金されてしまった場合でも、あきらめる前に返金を申請できることがあります。私も一度やらかしていて、そのときの手順をAppleサブスクの返金、解約忘れでも90日以内なら間に合った体験談にまとめています。心当たりがある方は、棚卸しのついでに確認してみてください。
まず「契約中の全部」を洗い出す3つの入り口
サブスクは支払い方法がバラバラなので、1か所だけ見ても全部は把握できません。以下の3つを順番にチェックするのが漏れにくいです。
- クレジットカードの明細:過去1〜2ヶ月分を見て、毎月同じ金額・同じ店名が並んでいるものをチェック
- Apple ID のサブスクリプション:iPhoneの「設定」→自分の名前→「サブスクリプション」で、App内課金分がすべて一覧表示される
- Google Playの定期購入:Google Playストア→プロフィールアイコン→「お支払いと定期購入」→「定期購入」で確認できる
アプリ内やサイトで直接カード番号を入力して契約したものは、Apple IDやGoogle Playの一覧には出てこないので、その場合はクレジットカード明細の方が頼りになります。あわせて、スマホのキャリア決済(携帯料金と合算払い)経由の課金も見落としがちなポイントです。
「解約」だけじゃない。家族プラン/年払いで費用を抑える
洗い出した結果、全部解約する必要はありません。むしろ「使っているけど高い」ものは、家族プランへの切り替えで解決できることもあります。
たとえば動画配信ではNetflixやAmazon Prime Videoが複数台の同時視聴に対応しており、音楽配信でもSpotifyやApple Musicなどにファミリープランがあります。多くのサービスで自分を含め最大6人まで使えるプランがあり、1人あたりの負担は単体契約の50〜70%減になるケースもあります。ただし規約上シェアできるのは基本「同居家族まで」なので、その点だけ注意が必要です。

「1人で契約してたやつ、最初は自分しか使っていなかったけれど、今は家族全員で使ってる!さっさと家族プランにすればよかった!」というパターンもあります!
もうひとつ見落としがちなのが支払いサイクルです。多くのサービスは月払いより年払いのほうが割安に設定されています。使い続けることが決まっているものだけ、年払いに切り替える。これだけで、使い方は何も変えずに負担が下がります。
3つめの選択肢:「1つにまとめられないか」を考える
解約する、安いプランに変える。そのどちらでもない選択肢が「まとめる」です。動画・音楽・配送のように、別々に契約すると積み上がるものを1つのサービスで兼ねられないか、という視点ですね。
わが家でその役割を担っているのがAmazonプライムです。送料が無料になって、家族が映画を観て、私が作業中に音楽を流す。これが全部1契約に乗っています。棚卸しをして「解約するものがない」と分かった一因は、たぶんここでまとめてしまっているからだと思います。
動画配信と音楽配信を別々に契約していて、どちらも「なんとなく」で続いている——という方は、まとめられないか一度見てみる価値があります。
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ただし順番が大事で、最初から年払いにするのはおすすめしません。合わなかったときに1年分が固定されてしまうからです。子どもの写真整理は「みてね」×Echo Showで!の記事でも書いたのですが、まずは月払いで始めて、気に入ったら年払いに切り替える——この順番が一番損しにくいと思っています。
げんまいちゃ家の棚卸し結果
えらそうに書いてきましたが、わが家も実際に棚卸しをしてみました。金額まで全部出します。
| サービス | 用途 | 年額 | 月あたり |
|---|---|---|---|
| Claude(Pro) | 仕事でもブログでも相棒 | 約35,053円 ($220) | 約2,921円 |
| 1Password(Family) | 家族分のパスワード管理 | 約11,472円 ($72) | 約956円 |
| iCloud(200GB) | スマホのバックアップ | 6,480円 | 540円 |
| マネーフォワードME(スタンダード) | 家計の見える化 | 5,940円 | 495円 |
| Amazonプライム | 送料・動画・音楽をまとめて | 5,900円 | 約492円 |
| みてね(Family Pro) | 子どもの写真・動画。じいじばあばと共有 | 5,900円 | 約492円 |
| 合計 | 6サービス | 約70,744円 | 約5,895円 |
合計は月に約5,900円、年間で約7万円。正直に言うと、書き出す前はもっと多いと思っていました。「サブスクだらけかもしれない」という不安は、並べてみたらそこまでではなかった、というのが素直な感想です。
なお、フィットネスや子どもの教室のような習い事は、月謝としてサブスクとは別枠で管理しています。ここに入れると性質が違うものが混ざって判断しづらくなるので、「解約ボタンひとつで止められるもの」だけを対象にしました。
合計の66%は、円で払っていないものだった
この表でいちばん大事なのは、実は合計額ではありませんでした。6つのうちドル建ての2つ(Claudeと1Password)だけで、合計の約66%を占めているという事実のほうです。
逆に言えば、円で払っている4つは全部あわせても年24,220円、月にすると2,018円です。写真の保存も、家計簿も、送料無料も、スマホのバックアップも、この中に入っています。数百円のサブスクを1つ解約するかどうかで悩んでいた自分が、ちょっと恥ずかしくなりました。
そしてドル建てのサブスクは、自分が何もしなくても円での支払額が変わります。為替が動けば、来年は同じ内容で数千円高くなっているかもしれない。月額表示だと数百円の差に見えるので、これは並べて年額にしないと気づけませんでした。
🍵 げんまいちゃ的ひとこと:「サブスクを見直そう」と思ったとき、私たちはつい安いものから順に眺めてしまいます。でも金額のインパクトは、たいてい一部に集中しているんですよね。
棚卸しの本当の効果は、「合計を知ること」より「どこに偏っているかを知ること」でした。並べてみないと、この66%には一生気づかなかったと思います。
並べてみると、どれも「今の生活に組み込まれているもの」でした。正直、もっと無駄が出てくると思っていたので、これは意外な結果です。

今のところは、ムダにしているものがなかったので良かった〜
今回の棚卸しで実際に変えたのは「みてね」でした
解約したものはゼロ。でも1つだけ手を入れました。みてねが月払いのままになっていたので、年払いに切り替えました。もう何年も使っていて、当分やめる予定もないサービスです。それなら割安な年払いにしない理由がありません。
「解約するものが見つからなかった=棚卸しは無駄だった」ではないということです。使い方は1ミリも変えずに負担だけ下げられたので、やった価値は十分ありました。
むしろ棚卸しをして気づいたのは、残ったものは「払い続けている理由をちゃんと説明できるもの」ばかりだったということでした。6つ全部について「なぜ払っているか」を即答できたのは、自分でも意外です。

月額:590円→年額:5,900円になったので、2ヶ月分(1180円)お得に!
過去にやらかした「1年放置」の話
今回きれいな結果だったのは、たぶん過去にやらかしているからです。
以前、衣類クリーニングのサブスクに入っていたことがあります。サブスクというものを初めて利用したばかりの頃で、契約したこと自体をすっかり忘れてしまい、1年近く一度も利用しないまま放置していました。使っていないのに毎月引き落とされ続けていたわけです。

クリーニングに出したい服は普通にたまっていたのに、そのサービスの利用をもったいぶっていたらそのまま存在を忘れてしまったという。なんてもったいないことをしたのか(涙)
この失敗があってから、「契約したら、まず使う予定をカレンダーに入れる」を徹底するようになりました。棚卸しで見つける前に、そもそも忘れない仕組みを作るほうが早い、と学んだ出来事です。
棚卸しを「仕組み化」して忘れないようにする
一度整理しても、時間が経てばまた新しいサブスクが増えていきます。おすすめは「半年に1回、決まったタイミングでやる」と決めてしまうこと。ボーナス月や、クレジットカードの締め日直後などカレンダーに予定として入れてしまえば、覚えていなくても勝手に思い出せます。

「見直そう」と気合いで覚えておくのは、絶対に忘れる自信があります。カレンダーに入れる、これに尽きます
家計簿アプリを使っていれば、サブスクだけを抜き出して確認できるので、棚卸しの記録用にも役立ちます。
まとめ
サブスクは1つ1つの金額が小さいぶん、「まあいっか」で放置しやすいのが厄介なところです。でも洗い出してみると、使っていないもの・家族プランで安くできるものが意外と見つかります。まずはクレジットカードの明細を1ヶ月分、開いてみるところから始めてみてください。
