先日、会社の人間ドックで胃カメラを受けてきました。
そう、もう「人間ドック」が必要なお年頃。がっつり中年なので人間ドックです(笑)。(自費で受けようと思ってたからありがたい〜)
4〜5年前に一度、口から入れるタイプの胃カメラを経験済みなのですが、今回は鼻から入れる経鼻(けいび)タイプに初挑戦。結論から言うと——口からだろうが鼻からだろうが胃カメラは「人としての尊厳をなくして受けるもの」でした(真顔)。
これから受ける方のため、そして未来の自分のために、どんなことをしたのか赤裸々にレポートします。

先に言っておくと、痛くはないです。ただ尊厳は、ない。そこだけ覚悟して読んでください(笑)
そもそも、なぜ40代で胃カメラなのか
胃の不調って、年齢とともに「なんとなく気になる」が増えますよね。
数年前に初めて胃カメラ検査を受けたのも、会社の定期検診で胃に小さいポリープが何個かあると出たからでして、

ちっちゃいポリープできてますね〜、じゃあ飲んじゃいましょうか、胃カメラ!
と言われたからです。
この時は経口検査でした。結果は、良性のポリープで心配なしとのことだったのですが、胃がんは初期だと自覚症状がほとんどないと言われていて、見つけるには検査するしかないんだとか。

今回は何もなかったですが、これからは数年に一度は受けるようにしてください
40代は、まさに「念のため受けておく」価値が出てくる年代です。良性と言われた胃カメラから数年。先延ばしにしていましたが、人間ドックの機会に胃カメラ希望にチェック。受けてよかったかな、というのが今の素直な気持ちです。
経口(口から)vs 経鼻(鼻から)、どっちがラク?
両方やった私の体感をまとめると、こんな感じです。
- 口から(経口):管が太く舌の根元を通るのでえづき(嘔吐反射)が強い。でも画質は経鼻よりきれいと言われる。麻酔で眠らせている間に終わらせてくれる検査だとラク。(眠らせる麻酔はやっていない場合もあるので、要確認)
- 鼻から(経鼻):管が細く舌に触れないのでえづきはほぼゼロ。ただし鼻の奥はちょっと苦しい。検査中に先生と一緒に映像を見ながら解説とかしてもらえる。
「オエッが本当に無理」で「麻酔で眠るのが嫌(お仕事的にも無理)」だったり「自分の体は自分で見たい」という人は、迷わず経鼻がおすすめ。
そうでないなら、麻酔で眠っている間の経口がいいです。
【実録】鼻から胃カメラ、当日の流れ
会社指定の医院は、眠らせる麻酔非対応だったので、経鼻を受けました。
① 透明な「胃をキレイにするお薬」を飲む
まず胃の中の泡や粘液を消す透明な液体のお薬を飲みます。これで撮影がクリアになるそう。見た目は水、味もほぼ無味…水よりは少しとろっとしていて、おくすっぽい匂いはします。
② 診察台で横になり、鼻に麻酔ゼリー
台の上で横向きに。まずは、鼻血が出づらくなるという、水っぽい薬を鼻の穴に注入され、そのまま次は麻酔のゼリーを注入される。

ゆっくりでいいので吸い込んでください

…え?
喉に麻酔塗るとは効いていたが、鼻から?!
痛みはないけれど、結構な粘度のゼリーなので、苦労します。
麻酔が効いてくると、鼻はともかく、喉が塞がれているかのような、じんわりとした不快感が(泣)!

まだ始まってもいないのに、もう帰りたい…
③ 「慣らし用の管」を細い→太いの順で
いきなりカメラではなく、まず細い管、次にカメラと同じ太さの管、と段階的に鼻に通して慣らします。「鼻の穴が小さめですね。もしかすると経口カメラになるかもしれません」と言われ、やや絶望。

この後カメラが入ったら絶対につばは飲み込まないでください。激しくむせちゃうので。つばはそのまま垂らしちゃってください
そう言って顔の下によだれ受けをセットされる。
④ いよいよ検査開始(鼻の奥が苦しい!)
慣らし用の管をさっと抜かれ、すかさずファイバースコープカメラが鼻にイン!
むせるとかずっと苦しいということは基本ないのですが、時々、カメラの角度を変えるときなどに鼻の奥にカメラの管が当たって苦しい〜💧となる状態が続く。
さらに想定外だったのが、スコープの先から空気や水を出し入れする機能。胃をしっかり撮るために空気をパンパンに入れられると、今度はお腹が苦しい〜(泣)!
そしてその間、口は半開きでよだれをダラダラ垂らし続けます。先生は素早くどんどん検査を進めていってくれますが、私は「早く終わってくれ〜」状態でした。

鼻が苦しい・お腹が張る・よだれが出る。この三重苦を同時に味わう数分間。これが尊厳との別れです(笑)
⑤ 最後の「空気を抜く」が天国
終盤、最初に飲んだ胃をキレイにする薬を吸い取られ、胃を膨らませていた空気も抜いてくれます。これがもう、すごく楽!パンパンだったお腹がスッと軽くなって「はい終了でーす」。
数分の苦行、お疲れさまでした。
受ける前に知っておくとラクなコツ
- 「えづきが苦手」は先に伝える→経鼻をすすめてもらえることが多い
- 当日は鼻が通っている方がラク。鼻づまりがひどい時期は避けるのも手
- よだれは出るものと割り切る。恥ずかしがると余計に力む。スタッフさんは慣れっこです
- 空気でお腹が張るのは正常。終わって空気を抜けば一気に楽に
- 鎮静剤(ウトウトしている間に終わる)を選べる病院もあるので、不安なら相談を
気になる結果は…
問題なし!ありがたや。
「たいへんだった。また数年あけて来よう」と思っていたら、先生から一言。
「また来年来てね!」……ぎえーっ(笑)。
数年に1回のつもりが、まさかの毎年案件。でも毎年チェックしてもらえる安心感は、尊厳と引き換えにしてもお釣りがくるのかも。

『また来年』の破壊力よ…。でも、元気に毎年ぎえ〜っと言えること自体が、幸せなんだろうな…
まとめ:尊厳は一旦預けて、安心を持ち帰ろう
- えづきが苦手なら鼻から(経鼻)がおすすめ。ただし鼻の奥は苦しい
- 眠る麻酔に抵抗がないなら口から(経口)もおすすめ。
- 検査中のよだれ・お腹の張りは正常運転。力を抜いて
- つらいのは数分。「異常なし」の安心はずっと続く
40代、体のあちこちが「お知らせ」を出してくる年代。尊厳は検査台に一旦預けて、安心を持ち帰る——そんな日があってもいいですよね。迷っている方の背中を少し押せたら嬉しいです。
