※この記事にはPR(広告リンク)が含まれています
オンラインフィットネスを始めるとき、みんなサービス選びに時間をかけます。私もそうでした。
でも11か月続けてみて分かったのは、続くかどうかを決めていたのは、サービスの中身より「家の環境」だったということです。

「今日やるぞ」と思ってから運動開始までのハードルがいくつもあると、もう心が折れるんですよ。ワーママなんて、そういう体力しか残ってないので……
以前オンラインフィットネスが続いた理由は意志力じゃなかったという記事を書きました。今回はその具体編として、「準備のハードルを下げる家の整え方」を書きます。
お金をかける話ではありません。むしろ、余計なものを買わないための記事です。
続かない原因は「やる気」じゃなく「開始までの手数」
運動が続かない人(かつての私です)に共通しているのは、始めるまでにやること(準備)が多すぎるという状態です。
自分だけで運動してやろうと買ったフィットネスゲームが続かなかった時は、①ゲーム機を充電しておく。②物をどかしてスペースを作る。③マットを出す。④フィットネスゲーム用のコントローラを出す。⑤ゲーム機を起動する。⑥コントローラをゲーム機とつなげる。⑦準備体操する。⑧どのフィットネスをやるか選ぶ。……ここまでで8手。仕事、家事、育児と、マルチタスクを抱えている人間に、この手数を毎回こなそうという気になる人はそう多くないと思います。
この手数を1〜2手まで減らすのが、環境づくりの目的です。やる気を出す方法を探すより、やる気がなくても始められる状態を作るほうが確実です。
①場所:畳2枚ぶんの「何もない床」を確保する
オンラインフィットネスに必要な広さは、意外と限られています。寝転がって、両手を広げて回せる広さ。それだけあれば足ります。
大事なのは広さそのものより、そこが常に空いているかどうかです。毎回洗濯物やおもちゃをどかすところから始まると、それだけで気力を持っていかれます。
ちなみにわが家はロボット掃除機を使っているので、そもそも床に物を置かないのがルールになっています。運動のためではなく掃除のために作った習慣が、そのまま運動の下地になっていました。

とは言っても、オモチャか靴下か、床に何かしら転がっているのですが、数は少ないので我慢して片付ける…
②画面:カメラに映る背景まで込みで決める
ここがオンラインならではのポイントです。
グループレッスンでは自分の姿がカメラに映ります。つまり背景に何が映るかまで含めて場所を決める必要があるんです。生活感が丸出しになる場所だと、それが地味なストレスになって足が遠のきます。
チェックするポイントは3つ。
- 背景に映るもの——散らかったところが映らない向きを最初に決めておく
- 全身が入るか——カメラから距離が取れないと、寝転がる動きで画角から外れます
- 画面が見えるか——寝転がった姿勢からも先生の動きが見える高さに置けるか
この3つを最初に1回決めてしまえば、あとは毎回同じ場所に置くだけになります。「毎回考えなくていい」状態を作るのが目的です。

わが家で一番散らかっていないのは、ベランダに続く窓の前!ここを定位置にしています。オタクと子どものいる家庭で何もない壁は贅沢品です。
③通信:Wi-Fiが切れると、その日はもう終わる
地味ですが、これが一番のリスクだと思っています。
レッスン中に映像が固まると、その回はほぼ台無しになります。私は在宅ワーク中にWi-Fiトラブルで痛い目を見たことがあるので、ここは軽視できません。
運動する場所を決めるときは、そこがWi-Fiの電波が届きにくい部屋ではないかを先に確認しておくと安心です。ルーターから遠い部屋や、扉を閉め切る部屋は要注意。
④服:「これを着たら運動」の1着を決めておく
ウェアは高いものである必要はまったくありません。動けて、洗える。それだけです。
むしろ、部屋着のままでもできてしまう(笑)ので、着替えという一手間すら惜しみたい人は、そちらも推奨です。
1つだけおすすめしたいのが、「運動用」と決めた服をすぐ手が届く場所に置いておくこと。探す手間がなくなるだけでなく、着替えること自体がスイッチになります。

私はバリバリの部屋着派(笑)ですが、「これを着たら運動」の1着への着替えのひと手間が、気分を上げて「スタート」のスイッチになるのも確かです
⑤マット:買うなら「出しっぱなしにできるか」で選ぶ
ヨガマットは、床が硬いと必要になります。特に膝をつく動きや、寝転がる動きがあるレッスンでは、あるとかなり快適です。
選ぶときの基準は厚さや素材……ではなく、私は「片付けなくていいか」だと思っています。
毎回丸めてしまい込むタイプだと、出す手間が1手増えます。壁に立てかけられる、部屋の隅に置いても違和感がない色——そういう「出しっぱなしにできる」ものを選ぶほうが、結果的に続きます。
わが家が使っているのは、イケアの「子ども用」体操マット
ちなみにわが家で使っているのは、ヨガマットではなくイケアの折りたたみ式ジムマット「PLUFSIG(ペルフスィッグ)」です。もともと子ども用として売られているものですが、これが結果的に一番この条件に合っていました。
選んでよかったと感じている理由は、この3つです。
- 広げるのも畳むのもワンタッチに近い手軽さ——丸めるタイプと違って、パタパタと折るだけです
- 畳んだ状態で自立してくれる——だから運動する部屋の隅に立てかけておけます。ここが決定的でした
- 子どもたちと兼用できる——部屋で暴れたがる日は、これを敷いてから遊ばせています
本来は子ども用なので、大人のヨガマットとして売られているものではありません。それでも「立てて置いておける」という一点で、わが家の運動が続く条件を満たしてくれたのがこのマットでした。厚みもあるので、膝をつく動きでも痛くありません。

「大人用の立派なヨガマットを買わなきゃ」と思い込まなくて正解でした。子ども用売り場にあるものが、わが家には一番ちょうどよかったです

環境が整うと「気合い」が要らなくなる
ここまでの5つを整えると、運動開始までの流れはこうなります。
- 決めた服に着替える
- 決めた場所にタブレットを置いて、レッスンに入る
2手です。ここまで下げられれば、疲れている日でも「まあ、やるか」になります。
逆に言えば、続かなかった過去の自分に足りなかったのは根性ではなく、この2手までの設計だったということ。運動が続かないのは、あなたが弱いからではありません。

私は部屋着派なので、①マット敷いて②正面にタブレットを置くだけで準備完了です!
まとめ:買い物より先に、場所を決める
オンラインフィットネスが続くかどうかは、始める前の環境づくりでほとんど決まります。
- 場所は畳2枚ぶん。広さより「常に空いていること」が大事
- カメラに映る背景・全身が入るか・寝た姿勢から画面が見えるかを最初に決める
- その部屋のWi-Fiが安定しているか確認しておく
- 「これを着たら運動」の1着を手の届く場所に
- マットは出しっぱなしにできるものを選ぶ
お金をかける前に、まず場所を決める。それだけで続く確率がぐっと上がります。
サービス選びで迷っている方は、サーティフィットを8か月続けた口コミもあわせてどうぞ。
