
「無印良品SMS:お取り寄せのご注文が完了しました」……え、私、無印で何も注文してないよ?

リンクは公式っぽい。でも押していいの? これ、詐欺?

結論から言うと、詐欺ではありませんでした。でも「私の注文」でもなかったんです。
ある日、私のスマホに身に覚えのない無印良品の注文完了SMSが届きました。
注文した記憶がない通知が突然届くと、「誰かに何かされたのかな」「カード情報まで大丈夫かな」と焦りますよね。忙しい最中なら、なおさら落ち着いて確認するのが難しいかもしれません。
リンクは開かず、公式サイトから問い合わせて、答えが出るまで3日。
結末は、別のお客さんが私の電話番号を誤登録していたというものでした。
詐欺の注意喚起記事はたくさんありますが、この「第3の可能性」を書いた記事はほとんど見かけません。
身に覚えのないSMSは、詐欺か本物かの二択ではない場合もあります。ただ、どのケースでも最初にリンクを開かないことが大切です。
この記事では、SMSが届いてから答えが出るまでに私が確認したことを、時系列でそのまま記録します。同じような通知が届いたとき、まず何をすればいいか迷わないための参考になればうれしいです。
この記事でわかること
- 届いたSMSの文面・送信元・リンクの見た目
- リンクを開かずに「本物かどうか」を確かめた手順
- 無印良品から来た回答の中身と、返事が届くまでの日数
- 「詐欺/企業側の誤送信/他人の誤登録」3つの可能性の整理
- 身に覚えのない注文SMSが来たときにやったことの□チェックリスト
身に覚えのない「お取り寄せ完了」SMSが届いた|送信元・文面・リンクを確かめよう

ある平日の午後。スマホに1通のSMSが届きました。
送信元は、英字の会社名ではなく電話番号の表示でした。
文面はこうです。注文番号とリンクのtoken部分は伏せています。
無印良品:お取り寄せのご注文が完了しました。
注文番号:●●●●●●
https://www.muji.com/jp/ja/storeBack/cust/order/list?token=……
※このメッセージは配信専用です。返信いただいても回答致し兼ねます。
注文番号と、注文一覧へのリンクが付いていました。
ただし、何を注文したのか、商品名はどこにも書かれていません。
リンクの見た目は https://www.muji.com/jp/ja/… で始まっていて、公式ドメインに見えました。

公式に見える。でも「見える」だけで押すのは怖い……。
見た目が公式ドメインでも、私はリンクを開きませんでした。
もし詐欺なら、ここを押させるのが目的のはずだからです。
SMS内のリンクが本物かどうかを、その場で見た目だけから判断するのは難しいものです。迷ったときは、SMSではなく自分で公式サイトを開くほうが確実です。
この時点でわかったこと・わからなかったこと
- わかったこと:送信元は電話番号/注文番号がある/リンクは公式ドメインに見える
- わからなかったこと:何の商品か/誰が注文したのか/そもそも本物なのか
この「わからない部分」を、SMSのリンク先で確かめようとはしませんでした。注文番号があれば、公式窓口へ問い合わせるときの手がかりにもなります。

リンクは開かず、無印良品の公式サイトから問い合わせよう
その日の夜。SMSのリンクは使わず、無印良品公式の問い合わせフォームから連絡しました(公式サイトかアプリのどちらかからです)。
問い合わせフォームに、SMSにあった注文番号と「身に覚えのないメッセージが届いた」ことを書いて送信。
SMSは「配信専用」で返信できません。だったら、こっちから公式に聞くしかない。
問い合わせるときは、届いた文面にあった注文番号が確認の手がかりになります。SMSをすぐに消さず、必要な情報を確認できるようにしておくと問い合わせしやすいです。
送信してしばらくすると、「お問い合わせを受け付けました」の自動返信メールが届きました。
送信元は無印良品ネットストアのアドレスでした。
あとは返事を待つだけです。
回答は2日後と3日後の2通|結末は「他人の電話番号の誤登録」だった

1通目(問い合わせから2日後)|「別のお客さまの誤入力の可能性」
問い合わせから2日後の夕方、1通目の回答が届きました。
内容を要約すると、こうです。
- 宛先の電話番号は、別のお客さまが以前使っていたか、会員登録で誤入力した可能性がある
- 該当のお客さまに確認して、電話番号を訂正する
- 故意ではない、とのお詫び

他人が私の番号を登録してた、ってこと? そんなことあるの〜?
あるんです。
後払いサービスatoneのFAQでも、身に覚えのないSMSの原因として「第三者が電話番号を誤って入力している」が挙げられています。
電話番号を入力する場面は多いため、入力ミスによって別の人へ通知が届く可能性もある、ということですね。
出典:atone よくあるご質問(2026年10月時点)
2通目(その翌日)|「誤登録を確認できました」
翌日の夕方、さらに1通。
- 別のお客さまの注文を確認できた
- そのお客さまの電話番号の誤登録で、私あてに届いていたと確認できた
- 誤登録は早急に直す
- ただしシステムの仕様で、行き違いによりもう一度届く可能性がある。届いたら破棄してほしい
詐欺ではなく、本物の注文の通知が「他人の誤登録」で私に届いていた。これが結末です。
詐欺じゃなかった。でも、私の注文でもなかった。
身に覚えのない通知が届いた理由は、問い合わせをして初めてはっきりしました。受け取ったSMSの文面だけでは、この結末まではわかりませんでした。

答えが出るまで3日。リンクを押さずに、公式に聞いて正解でした〜。
ちなみに、私自身も無印良品ネットストアの会員です。自分の会員登録とは別に、ほかの人の登録にも私の電話番号が入っていたということになります。
予告どおり「キャンセルを承りました」のSMSがもう一度届いた

2通目の回答が届いた翌日の夜。本当にもう1通届きました。
無印良品:ご注文のキャンセルを承りました。
同じ注文番号、同じ形のリンク、同じ送信元番号です。

メールにあった通り、改めてもう一度届いていますね。
無印の回答メールで予告されていたとおりです。
注文の通知のあとに、キャンセルの通知まで届く。誤登録だとこういうことが起きます。
回答メールによると、誤登録の訂正が済むまでは、システムの仕様で行き違いになることがあるそうです。
私の場合、2通目はキャンセルの通知でした。予告を知っていれば、2通目が来ても慌てずに済みます。
身に覚えのない注文SMSが来たときにやったこと|これだけ見ればOKのチェックリスト
私がやったことを、そのまま順番に並べます。
同じようなSMSが届いたときに、最初の対応で迷わないためのチェックリストです。慌てているときほど、上から順に確認すると落ち着きやすいと思います。
- □ SMSのリンクは開かない(公式ドメインに見えても)
- □ SMSは消さずに残しておく(注文番号を問い合わせに使う)
- □ SMSのリンクではなく、公式サイトやアプリの問い合わせフォームから連絡する
- □ 注文番号と「身に覚えがない」ことを書いて送る
- □ 自動返信メールが届くか確認する(私の場合は約40分後、無印良品ネットストアのアドレスから)
- □ 回答を待つ(私の場合は2日後と3日後に届いた)
- □ 「もう一度届くかも」と言われたら、届いても慌てない(回答では「届いたら破棄してほしい」とのこと)
2026年10月時点の、私の体験ベースのリストです。問い合わせ窓口や手順は、無印良品の公式サイトで確認してください。
「詐欺/誤送信/他人の誤登録」3つの可能性を整理すると
| 可能性 | どういうこと? | 私のケース |
|---|---|---|
| ①詐欺(スミッシング) | 偽サイトに誘導して、ID・パスワード・カード情報を入力させる | × |
| ②企業側の誤送信 | 本物の通知が、企業側の手違いで無関係の人に届く | × |
| ③他人の電話番号の誤登録 | 別の人が会員登録で自分の番号を間違えて入力。注文は本物で、続きの通知もまた届く | ○ これだった |
SMSが本物らしく見えても、自分の注文ではない可能性があります。だからこそ、受信したSMSだけで結論を出さず、公式窓口で確認するのが安心です。

注意喚起の記事は①の話が中心。でも③のケースも実際にあるんです。
本物のフィッシングもあるので、無印良品公式の注意点は押さえておこう
無印良品は2026年6月に、無印良品を装った不審なメール・サイト・SNSへの注意喚起を出しています。
クーポンやギフト券プレゼントを装うメール、キャンペーンを案内するSNSアカウント、偽サイトが確認されているそうです。
今回のSMSは結果的に詐欺ではありませんでしたが、無印良品を装う不審な連絡への注意は引き続き必要です。
公式が挙げている注意点は、次の4つ。
- 不審なメールやSMSに記載されたURLにはアクセスしない
- 不審なサイトでID・パスワード・個人情報・カード情報を入力しない
- 不審なサイトで注文・振込をしない
- 情報を入力した・被害に遭った場合は、速やかにカード会社へ連絡し、最寄りの警察署へ相談
公式の通販は、無印良品ネットストア・楽天市場・Amazon・LOHACO・ZOZOTOWNとのことです。
出典:無印良品「【注意喚起】無印良品を装った不審なメールやサイト、SNSにご注意ください」(2026年10月時点)

「本物の無印からだった」は今回の結末であって、次も同じとは限りません。迷ったら「開かない」が基本です。
SMSではなく、警察を名乗る詐欺の電話が実際にかかってきたときの話は、こちらにまとめています。
▶ 警察を名乗る詐欺電話が実際にかかってきた!家族全員で始めた無料の詐欺対策【2026年版】
まとめ:身に覚えのないSMSは、リンクではなく公式窓口から確かめよう
- ある日突然、無印良品の「お取り寄せ完了」SMSが届いた。送信元は電話番号、リンクは公式ドメインに見えた
- リンクは開かず、無印良品公式の問い合わせフォームから注文番号を書いて聞いた
- 回答は2日後と3日後。結末は「別のお客さんが私の電話番号を誤登録」
- 予告どおり、4日後に「キャンセルを承りました」SMSがもう一度届いた
- やったことは□チェックリストにまとめた
詐欺でも、企業側の誤送信でも、他人の誤登録でも。最初にやることは同じでした。
リンクは押さない。公式窓口に自分から聞く。これだけです。
届いたSMSの内容だけでは判断できないこともあるので、迷ったときほど一度立ち止まって、公式サイトから確認してみてください。

「怖いから開かない」で正解でした。みなさんも、迷ったら押さずに聞いてください〜。
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