パスワードも、家族の病院の診察券も、Wi-Fiの設定も、1Passwordにまとめているわが家。

【@自宅】子どもの受診のWEB予約取ればいいの?診察券番号が必要だって書いてあるけど、診察券どこにあるの?

【@出先】書類の棚に入ってるピンクのおくすり手帳ポーチ見て〜(一発で診察券番号共有できたらなぁ(泣))
こういったことを家族で簡単に共有したくて、【個人プラン】から【ファミリープラン】への切り替えを決めました。
ところが、設定画面を何度見ても、プラン変更のボタンが見当たりません。

アップグレードって書いてあるボタン、どこ……?メニューに「人を招待」すらないんですけど
調べてみたら、理由ははっきりしていました。
- App Store経由で契約していると、1Passwordの公式サイトからプラン変更ができない(公式サイト経由で契約していないと変更ができない)
- App Storeで個人プランとして始めた契約は、あとからファミリープランに変えられない
- つまり「一度解約して、公式サイトで契約し直す」以外に方法がない
面倒だけれど大丈夫。結論、プラン変更のために一度解約してもパスワードは消えませんし、同じアカウントなら情報はそのままファミリープランに引き継がれます!この記事では、私が実際にたどった確認の手順と、解約から再契約までの流れ、料金の目安をまとめました。
※そもそも1Passwordを使い始めた理由や、無料のGoogleパスワードマネージャーとの違いはこちらの記事に書いています。
まず確認:あなたの1Passwordは「どこ経由」の契約ですか
この問題が起きるかどうかは、契約の経路で決まります。まずはここを確認してください。
- my.1password.com にログイン
- サイドバーの「お支払い」をクリック
ここに「請求はApp Store経由で行われます」と書かれていたら、この記事のケースに当てはまります。クレジットカード払いなら、公式サイト上でそのままアップグレードできます。
見分け方のサイン:サイドバーに「人を招待」がない
私のサイドバーには「ホーム/統合/開発者/お支払い」の4つだけで、他の解説記事に出てくる「人を招待」がありませんでした。
ネットの手順記事には「サイドバーの『人を招待』→『ファミリーにアップグレード』」と書かれているものが多いです。
でもApp Store経由だと、そのボタン自体が表示されません。この確認に30分ほどかかりました。

ちなみに「人を招待する」のリンクが出てきたのは、App Storeの契約が切れてアカウントが凍結され、新しく買うプランを選ぶ段階になってからでした。契約中にあれば、真っ先に押していたはずです。

たった1個のボタンを探すのに30分。私の人生、こういう時間の使い方が多い気がします(笑)
App Store側にも、個人→ファミリーの変更先はありませんでした
「じゃあApp Store側で変更すればいいのでは?」と思って確認しました。
Macの場合はシステム設定 → Apple Account → メディアと購入 → サブスクリプション「管理」、iPhoneなら設定 → 自分の名前 → サブスクリプションから確認できます。
1Passwordを選んで「すべてのプランを表示」を押したところ、選択肢は2つだけでした。
- 月間サブスクリプション(個人):月800円
- 年間サブスクリプション(個人):年8,000円
どちらも個人プランで、ファミリーへの変更先は出てきません。
公式サポートにも、アプリ内課金で契約を始めたあとはアカウントの種類を変更できないとあります(1Passwordサポート、2026年10月時点)。これで「App Store内で切り替える方法はない」と確定しました。
ちなみに、最初からファミリープランをアプリ内課金で契約することはできます。つまずくのは、個人で始めてあとから家族に広げたくなったときです。

Appleの外で契約したものはAppleが管理できないし、Appleで契約したものは1Password側から触れない。板挟みってこういうことか……
値上げのタイミングと重なっていました
調べる過程で、App Storeの画面にこんな表示を見つけました。
デベロッパであるAgileBits Inc.により、2026年8月20日以降、 サブスクリプション価格は年額¥4,000から年額¥8,000に引き上げられます。
私の契約は旧価格の年4,000円で、次の更新から8,000円になるところでした。

ぎえ〜(泣)コレが物価高&円安の影響かぁ〜
どのみち8,000円に上がるなら、代金を少し足すだけで家族も使えるファミリープランに移ったほうがいい。この値上げが、結果的に決断を後押ししてくれました。
解約→再契約の手順|3ステップで切り替えられます
ステップ1:App Storeでサブスクリプションを解約する
先ほどのサブスクリプション管理画面から「サブスクリプションをキャンセル」を選びます。

ここで不安になったのですが、画面にはっきりこう書かれていました。
サブスクリプションを今キャンセルしても、 8月20日までは引き続きサービスをご利用になれます。
解約した瞬間に使えなくなるわけではありません。支払い済みの期間が終わるまでは、そのまま使えます。

解約ボタンを押した瞬間に画面が真っ暗になるんじゃないかとビクビクしてました(笑)
「更新日の直前まで待とうか」とも迷いましたが、結論としては早めに解約して正解でした。待つメリットがない一方で、うっかり更新日を過ぎると次の1年分が自動で引き落とされてしまうからです。
ステップ2:期限が来たら、公式サイトでファミリープランを契約する
契約期間が終わったら、my.1password.com にこれまでと同じアカウントでログインして、ファミリープランを契約します。
App Storeの契約期間が終わると、画面の右上に「アカウント凍結」と表示されるようになりました。
「お支払い」を開くと、「あなたのアカウントは凍結されています」の下に、選べるプランが並んでいます。個人(年47.88ドル)とFamilies(年71.88ドル)です。

Familiesの「プランの切り替え」を押すと、サイドバーに「人」「招待」「保管庫」「設定」が増えて、ファミリー用の画面に変わりました。あとは「購読」で支払いを済ませれば再開です。

同じアカウントで契約すれば、保存済みのパスワードはそのまま引き継がれます。私もかなり多くのパスワードがありましたが、移行作業は一切不要でした。
実際のカードの請求は13,101円(2026年8月時点・税込)です。App Storeで支払っていた個人プランの契約期間がちょうど終わる頃だったので、自動更新をせずに、サブスクが切れてから、再申し込みをしてファミリープランに切り替えました。
ステップ3:家族を招待する
ファミリープランに切り替えると、サイドバーに「招待」が出てきます。ここから家族のメールアドレスを入力して招待を送ります。
わが家は夫と娘を招待して、それぞれ自分の端末でログインしてもらっています。娘にも自分専用の金庫がありますが、ふだん使うのは家族の「共有」金庫がほとんどです。
料金:ファミリープランは年71.88ドル(5人まで)
公式サイトのファミリープランは月5.99ドル(年払いで年71.88ドル)。5人まで一緒に使えます。
ドル建てに税がかかるので、わが家の実際の請求は税込13,101円でした(2026年8月)。App Storeの個人プラン(年8,000円)に約5,000円足すと、家族みんなで使える計算です。
また、公式サイトには初年度割引があります(ファミリーは月5.99ドル→月4.49ドル)。ただし対象は1Password.comで新しく契約する人だけ。既存アカウントから切り替えた私の画面では、割引なしの71.88ドルと表示されていました(1Password料金ページ、2026年9月時点)。
※料金はドル建てのため、為替レートによって円での請求額が変わります。上記は執筆時点の目安です。
解約すると、保存していたパスワードはどうなるの?|データは消えません
ここが一番不安なところだと思います。結論から言うとデータは消えません。
契約が切れると、1Passwordのアカウントは「凍結」状態になります。実際、凍結中の画面でも、保管庫の中身(私の場合は「個人」に413件)はそのまま残っていました。

凍結中の挙動はこうです。
| できること | できないこと |
|---|---|
| 保存済みパスワードの閲覧 | 新規パスワードの登録 |
| パスワードのコピー | 既存データの編集・削除 |
| データの書き出し | ブラウザでの自動入力 |
| — | 家族への招待 |
つまり「中身を見てコピーすることはできるけれど、自動入力も追加もできない」状態です(1Passwordサポート、2026年10月時点)。データが消えるわけではないので、慌てる必要はありません。
とはいえ、この状態が続くと普通に不便です。ログインのたびにアプリを開いてコピーすることになりますし、新しいパスワードも保存できません。解約したら早めに再契約するのがおすすめです。
まとめ:この順番で確認すれば5分で判断できます
私は手当たり次第に画面を探して時間を使ってしまいましたが、この順番で確認すれば5分で判断できます。
- my.1password.com →「お支払い」で、請求経路を確認する
- 「App Store経由」と書いてあれば、公式サイトでのプラン変更は不可と判断する
- App Storeの「すべてのプランを表示」でファミリーへの変更先がないことを確認する
- 解約 → 期限後に公式サイトで再契約のルートに切り替える
クレジットカード払いの方は、この問題自体が起きません。公式サイトの「人を招待」からそのままアップグレードできます。
アプリ内課金は手軽。でも、プランを変えるときの不便(1Password)。
長く使うサービスは、最初から公式サイトで契約しておくほうが後々ラクかもしれません。

スマホでサッと契約できる手軽さに、まんまと乗っかっていたのは私です(笑)。これからサブスクを始めるときは「どこ経由で払うか」も見るようにします。
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※本記事は2026年8月〜9月時点の画面・料金に基づく個人の記録です。料金やプラン内容は変更される場合があるため、契約前に公式サイトでご確認ください。
